ゼロベースファクト代表の梅田です。
私は花粉症ではないのでその苦しみを味わったことが無いのですが、今一緒に働いているメンバーは昔から花粉症という人と去年から発症した人がいて既にかなり苦しそうです。市販の薬では効きが甘いらしく、病院からもらう処方薬は効きが違うということで病院に行ったことが無い花粉症の方はぜひ行ってみてください。
これを見ると花粉症でない私でもゾッとします。。。 |
さて、本日ですが先週も打合せやイベントがあったのですが、ふっと書きたくなった内容を徒然と不定期コラムという形で書いてみたいと思います。というのも、現在さまざまな媒体で求人しているのですが少し求人内容を変えてみようとした際にタイトルにある固定残業代って世間一般のイメージと私が抱いているイメージにずれがあるなと思い、その誤解を解くべく書いてみたいと思ったのがきっかけです。
やっぱり固定残業代って残業代を出すのが嫌な会社が制度として取り入れているブラックなイメージがありますよね。
会社>従業員という考え方はブラックに近くなります。 法人も法律上の人、フィフティフィフティが基本です。 |
やはりこれだけブラック企業の問題が多発するとそういうイメージが付くのは致し方ないのですが、そもそもサービス残業と固定残業代が混同されているように感じています。サービス残業は働いたのに給料が支払われない、つまり働き手が一方的に損をするのでブラック企業に繋がります。一方、固定残業代は働かなくても給料が支払われる、つまり企業側が損をするだけなのです。固定残業代は含まれる残業時間が決められているので、それを超過して残業した場合は追加で残業代が支払われます。ですので、金額的に働き手が損をすることはありません。この時点でかなり世間で持たれているイメージと異なると思います。
では、なぜ企業側は損だと思われる固定残業代を出すのか?ということですが、大まかに2点あります。
1点目は基本給をなるべく抑えたいということがあります。基本給はあらゆる計算に使用されます。例えば残業代は基本給から算出した時給を基に支払われますし、ボーナスも基本給×Nか月という計算で支払われます。つまり基本給を抑えることによって、結果的に企業側から働き手に支払う金額を抑制する目的があります。
2点目は弊社のように求人を出す際にフィルタを突破するためです。例えば求職者が年収500万という条件で検索する際、基本給だけだと400万にしかならない会社でもボーナスと固定残業代を支払う前提にすれば500万を超えることができます。そうすると求職者の目に入る回数が増えるため、採用できる確率も上がるということになります。
今の求職者の年収条件はいくらなのでしょうか。 |
さてここまでで求職者、企業側どちらが得をしているかというと、やや企業側が得をしています。やはり基本給を抑えられるメリットは大きく、支払う金額は総合的に小さくなります。では弊社もそのようなメリットを享受すべく固定残業代を導入しているのか?と問われるとそれは違いますと明確に回答します。
そもそも弊社は大手に比べれば非力ですが、システムエンジニアでは32万以上、プログラマーでも24万6千円という基本給を提示していますので基本給を抑えるというのは当てはまりません。では固定残業代を導入している理由は何か、ということですが、上記の説明で唯一求職者側が得をするケースがあるのですがわかるでしょうか?それこそが弊社が固定残業代を導入する最大の理由です。
クイズって答えられない超難問でも何故か見ちゃいますよね。 |
その答えは毎日定時で帰ることです。そうすれば固定残業代のお金は丸儲けです。大抵の会社は固定残業代で設定している時間以上の残業が毎月発生する計算で仕事を受注していますので、会社側の負担にはならないのですが、弊社は基本的に定時で帰れるスケジュールしか組む気がないので丸々GETして頂くことが可能です。そして、定時で帰って頂くという意識付けをするために固定残業代を導入しています。
フルタイムの場合は残業20時間までは残業してもしなくても払われる給料が変わりません。ということは、残業すればするほど損をするということになりますので、それなら早く帰ろうという意識になってほしいのです。弊社では長時間労働すれば評価が上がるということはありませんし、むしろ評価が下がる可能性の方が高いです。長時間労働ははっきり言って労働者にも企業にとってもいいことはありませんので、ぜひ固定残業代があるということは、早く帰ったら得になるという意識にいて頂きたいと思います。
この言葉本当に大好きです。 何かつらいことがあったときに必ず思い出す言葉です。 |
今回は初めて弊社というか私の思いをブログにアップしてみました。今後も不定期にこのようなコラムをアップしていきますので、よろしくお願い致します。
現在弊社では社員を募集しています。少しでも興味がある方は以下のどのページからでもよいのでご連絡をお待ちしております。応募だけでなく、話だけ聞いてみたい、社長ってどんな人、など砕けたやりとりもお待ちしております。
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